障害を負って働けなくなるなどした方が利用できるものとして、障害年金というものが
あります。
障害年金は、主に年金に加入し、年金保険料を納付している方が利用できるものです。
一定の場合には、年金に加入していない場合、年金保険料を納付していない場合でも
年金が支給されることもあります。
年金には、国民年金と厚生年金があります。
もともとは、共済年金もありましたが、現在は、厚生年金に一元化されています。
国民年金と厚生年金は、年金が支給される場合が異なっています。
ベースは国民年金であり、厚生年金の場合そこに上乗せがあるというイメージで
考えていただくと大きくは違わないかなと思います。
障害年金は、あまり知られていなかったり、誤解があったりして、支給されるべ
き状態になっている方でも支給されていないことが多くあるようです。
障害を負ってしまった方の生活を支える大事な制度ですので、多くの方に正しく
知っていただくべきだと思います。
障害年金の請求は、弁護士が代理人として行うことができます。
障害年金の請求は自分ですることもできますが、正しい書類を正しい内容で提出
するのが難しいケースもあります。
弁護士に相談することで、適切な年金を受給できる可能性が高められ、安心して
いただけるのではないかと思います。
迷うこと、わからないことなどがある場合には、弁護士に相談されるとよいと思
います。