先日、交通事故事件の調停があり、東京簡易裁判所に行きました。
東京簡易裁判所というと、霞が関をイメージする人が多いと思いますが、交通事故の調停は、錦糸町にある墨田庁舎で行われます。
もともとは、もっと多くの庁舎が東京23区内にあったようですが、今ではほとんどなくなっています。
墨田庁舎以外にも、東京23区内には、いくつか裁判所が置かれている場所があります。
たとえば、比較的近年にできた、中目黒庁舎があります。
ここは、ビジネス・コートとも呼ばれており、知財、商事、倒産関係の事件の対応がなされています。
また、目黒区には民事執行センターが置かれており、民事執行についての対応がなされています。
各分野の事件を集中的に対応することで、効率性、利便性が高まるのかもしれません。
近くに裁判所があると便利である反面、行き先を間違える可能性も出てきます。
当日行き先を間違える可能性があるだけでなく、事前に予定を組む際に、霞が関に行く前提で予定を組んでしまい、予定通りの時間に到着できない可能性もあります。
裁判所が各地にあるということを知っておくことで、間違える可能性を少なくできるような気がします。
普段よく裁判所を利用する弁護士の方が、間違えやすいかもしれないですね。