国選弁護制度は、国がお金を出して弁護士を選び、
被疑者や被告人などに弁護人をつける制度です。
弁護人による弁護を受ける権利を保障するための
重要な制度です。
お金のある人は自分で弁護士を選んで弁護を依頼する
ことができますが、お金のあまりない人は、なかなか
弁護士を選んで弁護を依頼することができません。
そういう人のために、国がお金を出して弁護士を選ぶのです。
最初は、被告人(裁判にかけられている人)のみを対象にしていましたが、
今では被疑者(裁判にかけられる前の人)も対象になっています。
細かいことは知らなくても、そういう制度があるということは
知っておくと良いかもしれませんね。