交通事故により車両が損壊した場合,加害者は,被害車両の車両価格を
賠償しなければなりません。
その場合,車両価格をいくらと考えるのが妥当かが争われることがあります。
一般的に,車両価格は,レッドブックにより算定します。
基本的な価格をもとに,車両の色や残車検期間等により修正をし,
具体的な金額を算定します。
これに対し,インターネットの中古車販売サイトにおける
中古車販売価格の平均等によって被害車両の時価額を算定することもあります。
中古車販売サイトにおける中古車販売価格は,レッドブックによって算定した
金額よりも高額になることが多いと思います。
被害車両の時価額の賠償を求める際には,中古車販売サイトでどの程度の価額で
取引されているかを確認したほうがよいと思います。
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