今日は,弁護士事務所内で,刑事事件の研修をしました。
少し前から,被疑者の取調べの様子をDVDに録画するということが
行われるようになりました。
これにより,被疑者の取調べの様子が明らかになり,警察等による自白の
強要がなくなると期待されました。
実際のデータは手元にないので,正確なところはわかりませんが,そのような
効果はあったと思います。
被疑者の取調べは警察だけでなく,検察でも行われます。
検察での最初の取調べは,弁解録取と言われ,被疑者の弁解について聞くだけの
簡単な手続でした。
弁護士も検察も,それほど重視していなかったものだと思います。
しかし,最近は,その傾向も変わってきており,検察が,弁解録取の段階でしっかりと
した取調べを行い,その段階で,被疑者から検察が意図した供述調書を取ってしまうと
いう傾向が表れ始めているとの話もきこえてきています。
このことからすれば,逮捕された場合,一両日中くらいには,弁護士に相談できなければ,
本来受ける必要のない罰を受けたり,本来受けなければならないはずの罰よりも重い罰を
受けなければならなくなってしまう可能性があるといえます。
誤認逮捕もニュース等で話題になっていることからすれば,いざという時に相談できる
弁護士をもっておくことは不可欠になってくるかもしれません。
弁護士法人心でも,刑事事件についてのご相談を承っております。
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