今日は,東京23区内の方の当番弁護の待機日でした。
東京23区内は,弁護士も非常に多く,当番弁護の待機日であっても,ほとんど
事件の配点はされていないと思います。
本日も来ないかなと思っていましたが,今日は配点がありました。
私が研修をしていた時に,12月は,刑事事件が増えると聞いた記憶があります。
その理由は,お正月は,留置場や刑務所での食事が,特別豪華になるからだそうです。
真偽のほどは定かではないですが,そのために,珍しく当番弁護の配点があったのかも
しれません。
当番弁護の際には,被疑者ノートをもっていくようにしています。
被疑者ノートには,取り調べを受けるにあたっての心構えや弁護士との接見の重要性,
刑事手続きの流れなどが記載されています。
これがあると説明が簡単ですし,これをもっていくと,被疑者の方には結構喜ばれる
気がします。
ほとんどの方が,差し入れた被疑者ノートに何かは書いてくれていますし,かなり
有益だと思います。
被疑者ノートは,改善の余地があるとの話も聞きますし,まだかなりの弁護士が
被疑者に差し入れていないような印象を持っていますが,これは,活用したほうが
よいと思います。
個人的には,身体拘束中の刑事事件を対応するにあたって,非常に有益だと思います。