厚生労働省では,昨年,あん摩マッサージ指圧師,はり師,きゅう師及び柔道整復師等の
広告に関し,検討会を開催していました。
厚生労働省のホームページ上では,これまでの検討会の議事録などが公表されています。
直近では,平成30年11月22日に開催された検討会の議事録等が公表されていました。
東京都千代田区霞が関にある,中央合同庁舎で開催されているようです。
論点としては,施術所の名称,施術日等の表示,医療保険療養費支給申請の表示,
適応症の表示,料金の表示,開設者・施術者の氏名,年齢,性別,役職等,専門性,
インターネット上のホームページ等であったようです。
詳細は割愛しますが,いろいろな意見が交わされているようです。
ただ,時間は足りないようで,すべての論点に十分な議論ができたわけではないようです。
これを受けてか,厚生労働省では,広告規制を見直し,指針を作成するようです。
平成31年に指針が施行,周知され,平成32年から取り締まりが強化される可能性が
あるようです。
どのような指針が作成されるか,それを踏まえて取り締まりがどのように運用されるか,
関係者は注目だと思います。
それ次第で,また,弁護士にもいろいろな相談がくるかもしれません。