東京拘置所に勾留されていたカルロス・ゴーン氏が保釈されたようです。
保釈保証金は10億円のようです。
先日無罪請負人とも呼ばれる弁護士が弁護人に就任してはいましたが,特に
就任前と就任後では状況に変化はなかったように思えてはいましたので,
このタイミングで保釈されるというのは少々驚きもあったようです。
ただ,依頼をする方としては,これまで何度か申請した保釈が通らなかった
にもかかわらず,このタイミングで保釈が認められたことは,これだけでも
新しい弁護士を依頼した価値感じられるのではないかと思います。
ちなみに10億円の保釈保証金はかなり高額であり,これを超える額の
保釈保証金を納めなければならなかった事件は極めて少ないようです。
そもそも億単位の額の保釈保証金を納めなければならない事件自体極めて
少ないといえると思います。
一般論として,保釈保証金は,少なくとも100万円は覚悟しなければなら
ないし,それよりも高額になることも多いという説明がされることも多い
ようです。
保釈保証金の額が100万円未満となることもあるようですが,感覚としては,
100万円を超える場合がほとんどではないかと思います。
保釈が認められたので,何もなければ今後は在宅のまま裁判が続く見込みです。
外国の方からも注目されている事件のようですし,どのような結果になるか,
非常に興味深いものだと思います。