自転車の交通違反に対する制度が、昨今様々変わっています。
少し前に、自転車への赤切符の適用が強化されました。
今年の4月からは、自転車利用者にヘルメット着用の努力義務化がなされました。
そして、自転車の交通違反に対し、青切符を適用することが検討され始めています。
青切符とは、比較的軽微な交通違反に対して適用されるものです。
行政手続きとして反則金の納付が通告され、違反者が反則金を納付すれば起訴されない、刑事裁判にならないというものです。
期間内に納付しない場合、起訴され、刑事裁判になる可能性があります。
車両の事故は、年々減少傾向にありますが、自転車事故が占める割合は増加していますし、事故件数自体が増加している年もあります。
自転車には、赤切符は適用されていますが、実際に罰則が適用されるケースは少ないという報告もあるようです。
自転車事故を減少させるべく、さらなる取締りの強化が予定されているといえるでしょう。
自転車事故は、場合によっては被害者を死亡させたり、重篤な障害を負わせたりする可能性があります。
取締りの強化により、自転車利用者の意識が向上することで、自転車事故が減少することが期待されます。